ピアブランカ 田園ブログ
幸水剪定
こんにちは
全国的にとても寒い日が続きましたが、みなさま体調崩されていないでしょうか?
現在、ピアブランカでは梨の剪定に取り組んでおりますが、飯田では雪の日が続いたため、梨畑も一面雪景色になりました…!
ということで今回は梨の中でも、幸水の剪定について書いていきたいと思います!
桃の剪定の時と同様に、おいしい果実を育てるために極めて重要な作業となります。
幸水に限らず、梨全体の剪定作業で重要となるのが、「棚付」という作業です。
??棚付とは??
梨畑上に格子状に張りめぐらされた番線に、ピョンピョン立っている梨の若い枝を下の写真のようにヒモで固定していく作業となります!
桃やほかの果樹と同じように、梨の木も放っておくと普通の木のように育ちます。
ですが、棚付することによって、木の高さを作業しやすい位置にできるだけではなく、日光や消毒液を木全体に均等に当てることができたり、強風による実の落下を防止できたりと、高品質な梨を育てるためにいいことずくめなのです!
※ちなみに、この棚付作業のヒモの結び方はとても難しく、私たち新人は何度も正木さんの結ぶ姿を見せてもらい、何度もトライしたのですが、結局習得に半日くらいかかりました…
そして、ほかの梨とは違う幸水剪定のポイントは「若い枝に実をつける」ことになります!
古い枝は美味しい実がならないので切っていき、新しい枝に更新していきます。
若い枝の中でも下の図のように、①後に実となる「花芽」が充実している枝と、②花芽があまりなく葉の元となる「葉芽」ばかりの枝があります。
①の枝は棚につけていき、実をつけていく「結果枝」として利用します。
②の枝は30cm程度となるようにカット+誘引で角度をつけて、来年以降に花芽が充実することを期待して「予備枝」としてとっておきます。
このようにして、剪定作業が完了した結果、↑の写真のようになります。
ピョンピョン立っていた枝が整理&棚付されて、だいぶすっきり!
枝のひとつひとつを棚に着けていく作業は地道な上に、畑にはたくさんの木があるのでかなり大変ですが、今年の秋にみなさまに美味しい梨をお届けできるよう、社員みんなで協力して頑張ってまいります!
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ここまでブログ記事をご覧いただきありがとうございます。
ピアブランカではまだまだ市田柿を販売しております!
12月のできたて市田柿と比較して、この時期の市田柿は水分がほどよく抜けており、奥深い甘みがさらに凝縮し、非常に美味しい出来となっています。
これまでに食べたことがある方も、まだ食べたことがない方も、ぜひこの機会にご賞味ください
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